読書により書く能力を上げる
読書をたくさんしたのちに訪れる効果がある。それは文章を書く能力が上がるのだ。書く力は読んだ量に比例すると思っている。
なぜわたしがそう思っているのか?
ある日、文章を書き終えた後に自分の文章を読んでこう思った。「最近読んでいた Yさんの文体にそっくりだ」と。読んだ文章のニュアンス(文体)をいつの間にかトレースしていたのだ。
ミュージシャンが初めて作った曲が、良く聞いていた曲に似ていたという感覚に近いのかもしれない。
斉藤孝さんは自著でこう言っている。「書くために読むという意識を持てば、書く力は読書量に比例する」
これらのエピソードから導き出したわたしなりの答えがある。それは、仮に読書感想文を上手に書こうと思っているなら、上手な読書感想文をたくさん読めば良いのだ。