本の構成によって、読み方を変えることができる
飛ばし読みができる本はどんどん飛ばし読みをすることにしている。わたしが飛ばし読みをする場合は、本から何を得たいのかが何となく決まっている。
飛ばし読みに向いている本は、次のようなものだ。
・全体の構成が時系列順に並んでいない(小説のようなストーリーがない)。
・1テーマ完結式で細かく内容が分かれている。
・積み上げ式の構成になっていない(前章の情報をペースに次章が書かれていない)。
これらは、目次の中から興味を持ったサブタイトルを選び、目的のページにジャンプすることができる。不要な内容は読まないで済むので、とても燃費の良い読み方ができるのだ。ちなみに洋書が翻訳されたものは、和書に比べてストーリー性が高いものが多いような気がする。そのため翻訳本を読む場合は、少し構えてしまうことがある。本の構成がどうなっているかは、目次の構成を見れば分かる。読み飛ばしができるかどうかも、目次をざっと見れば分かる。目次は本の構成、人間で言う骨だと思う。骨同士がバラバラの場合、読み飛ばしができる本だと言える。