マナビをおもしろくする!スルメ式ブログ。

スルメ式の活動を中心に、マナビをおもしろくするヒントを書き連ねていきます。

"ハズレ本"と認識できれば、良書を選ぶ嗅覚が磨かれる。

本棚にある本の中で、振り返れば、あまり良くなかったと思う本がある。

いわゆる「ハズレ本」だ。ハズレ本と思ってしまう原因は何だろうか?

  ・ハズレ本を買うときの自分には必要だったが、今の自分には必要ないから。

 ・後日、ハズレ本よりも優れた本に出会ったから。etc

 たいていの理由はこんなとこだろう。しかし、わたしは「ハズレ本を購入した」=「失敗した」ということではないと思う。なぜなら、読書を続けているうちに、ハズレ本という認識をすればするほど、良書を選べるようになっている自分に気が付いたのだ。「しまったハズレ本だ!」と思ってしまう感覚は、良書を選ぶ感覚が磨かれている証拠なのではないだろうか。つまり、ハズレ本を繰り返すうちに、自分にとっての良書が絞り込まれていくのだ。